ごあいさつ
滋賀県建設技術センターは、公益財団法人として安定した経営基盤の確立を目指しつつ、県民の利益と社会福祉を増進し、より良質な社会資本の整備や技術水準向上のため、県および市町等の建設事業支援に取り組んでいます。
近年のセンターを取り巻く社会経済情勢は、人口減少や少子高齢化の進展に伴う建設分野での担い手不足、激甚化・頻発化する自然災害に備える社会資本整備の推進など、多くの課題を抱えています。
こうした現状を踏まえ、令和4年3月に新たに策定した中期経営計画(令和4年度~令和8年度)に掲げる「質の高い社会資本の整備や適正な管理への支援を通じて『未来へと幸せが続く滋賀づくり』に貢献します」という経営理念のもと、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、新土木積算システムの構築、工事管理情報共有システムの利用拡大および技術力向上研修の充実など、時代のニーズに的確に対応した新たな取り組みを推進してまいります。
県内唯一の公的な発注者支援機関として、今後とも県および市町等の皆様から信頼され期待に応えられるセンターを目指し、役職員一丸となり、より一層研鑽・努力してまいります。関係各位のご指導ならびにご協力を賜りますとともに、センターを積極的にご活用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和4年(2022年)4月
公益財団法人 滋賀県建設技術センター
理事長 川 浦 雅 彦